2012年06月01日

金曜の午後

君がどんなに遠い夢を見ても、
君自身が可能性を信じる限り、
それは手の届くところにある。
(ヘルマン・ヘッセ)

金曜の午後












鷹匠の増田屋さんで、たった1つあった
「あじさい」のお菓子を
「あじさい」のお皿にのせて、丁寧にいれたお茶を飲みながら、
通り雨をながめる金曜日の午後

思考は雨粒と共に、
地面にたたきつけられ、
やがて、地中に消えていく

その下の、脈々と流れる地下水の大河と交わり、
雨粒は、もう粒ではなくなる


音もなく静かにその工程は進まれ、
地表では、何も知られることはない、


ただ、ただ、たんたんと、
地中で大河は作られる


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Posted by シダユミ at 22:37│Comments(2)美しい地球
この記事へのコメント
いい詩だね~(*^_^*)

この前渡した月星座にも書いてあったけど
ユミさんはやっぱり詩人だね。
Posted by ケイチャンケイチャン at 2012年06月02日 16:47
ケイチャン
ありがとう〜(^_^)

詩を書くつもりなんか
全くないんだけど、
記事書いてるうちに
言葉がだんだん少なく
なっていって…
気がついたら、
こうなっているのです…
Posted by シダユミ at 2012年06月02日 22:26
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    コメント(2)