2011年08月17日

幸福の王子

英語教室のシダユミです。

中学生が夏休みの課題で持ってきた読み物。

だれもが一度は聞いたことがあるオスカー・ワイルドの「幸福の王子」
幸福の王子

私も、断片的に覚えてはいましたが、すっかり忘れていました。

生徒と一緒に読んでみると、それは、それは名作。




私なりの短いものすご~く簡単な要約です。


金におおわれた光輝く王子の像、彼の眼、剣には宝石がはめてあり、

皆その像を尊んでいました。

ある日、つばめがエジプトへ向かう途中で、像の足元で休息を

とることにします。王子は世の悲しさが見えると泣いていた。

王子はつばめに、ある貧しい家庭に自分の剣から宝石取り、

届けてくれるよう頼みます。

次の日、飢えと寒さで、書くことができない劇作家の青年に、

自分の方目の宝石を取り届けるように頼みます。

つばめはエジプトへいかなければなりません。

街角で、マッチ売りをしている少女にもう一方の宝石の目を

届けるように頼みます。

つばめはエジプトへいかなければなりませんが、

つばめは王子の事が大好きになり、王子の願いを聞きたいと

思い、自分自身の寒さと飢えに耐えました。

王子は、つばめに自分の体の金を少しづつはがし

町の貧しい民に配るように頼みます。

つばめには、もう少しの力もありませんでした。

つばめは、王子の手にキスをし、

王子の足元で死んでしまいました。

その瞬間、像の中でものすごい音が鳴り

王子の心が壊れてしまいます。



翌日、市長が像の前を通り、なんて汚い像だと言い、

死んでいる鳥を投げ捨て、

像を取り壊し自分の像を変わりに建てることを言います。

職人が王子の像を溶かした時、壊れた心だけは溶けませんでした。

職人はその心を投げ捨ててしまします。

その心は、死んだつばめの横に落ちました。





神さまが、天使に告げます。

この町でもっとも貴重なものを2つ持ってくるようにと。

天使は、壊れた心と死んだつばめを持っていきました。


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Posted by シダユミ at 08:29│Comments(0)教室理念
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